平凡先生4コマ漫画

通常学級担任の平凡先生。産休中の平凡先生。産育休明け、特別支援学級担任の平凡ママ先生。の、4コマ漫画です。

平凡先生シリーズ
初任で1年生を担任した平凡花子。「1年生の担任はトイレに行く暇もないわよ~」と聞いていたが、、なるほどこういうことか!トイレに行く暇もない、は本当でした。






多くの教科を一人で教える小学校の教員。教科一つひとつに、授業の計画と準備が必要なのですが。勤務時間内に準備する時間を確保できる先生は職員室にほとんどいませんでした。教員をやっている間ずっとそうでした。準備せずにその時間に初めて教科書を開いて教えている、という先生もいたはずです。

朝や放課後は電話がかかってくることがちょくちょくありました。教室に電話がないので、電話がある職員室や事務室まではるばる取りに行きます。相手をお待たせしないように廊下を走ることも・・・。

 先生達って、たぶんものすごく歩いています。あんまり疲れるので万歩計つけて計ってみました!

  

 年間5000人以上の先生が、うつ病で休職しています。多忙すぎて精神的に追い詰められてしまうからでしょう。そして多すぎて消化できない仕事を前に「できないのは自分のせいだ」と思い込みます。違うんですよ。元凶は「多忙」です。犯人は「多忙」です。決して、「自分に力がない」からではありません。

もう世論でも騒がれていたので有名ですよね。給特法。

スーパー先生だったら、ものすごく仕事のできる人なら今の学校現場でさわやかに仕事ができるかも。でもほとんどの先生は普通の、生身の人間ですから。普通の先生が普通に一生懸命働いてやっていける学校現場でなければいけないはずです。今は、忙しすぎる。仕事をこんなに増やしたのは誰だろう。

働き方改革が進んで、できるだけ残業しないようにしている先生も増えてきました。私は視覚教材やプリントを作りたかったので、拡大器やコピー機が自由に使える6時か7時以降は絶賛残業タイムでした。6時になっても分掌や学年の仕事に縛られていることも多々ありました。

これは、本を読んで時々自分でも実践していたことです。一人ひとりを大切にする、一人残らず大切にする、一人残らず救い上げる、そういう気持ちは常に強く持っていました。

初任の先生は夏休みも休めません。大変です。

夏休み明け初日、子どもたちを帰した直後から時間に追われます。作品の仕分け、梱包、見直し。本当に忙しい。だけれど、本当に意味のある仕事だろうか?とても疑問に思います。最近は夏休みの作品処理については簡素化を図る学校も出てきています。いいことだと思います。

私が出会ってきた同僚の先生方はこども達をとても大切に思っていました。でも、家庭での環境に問題があって、それを学校に持ち込んでしまう。不潔で友だちに避けられる。持ち物が揃わず学習に支障をきたす。生活の時間が乱れていて授業に集中できない。私たち教師がその子をいくら伸ばしてやりたいと思っても家庭環境が障害となって立ちはだかる。そういうことが毎年ありました。つまり、全ての学級で起きています。

教員の夏休み。研修、校外学習や社会学習などの下見、その他もろもろで結構忙しい。今や、子どもと一緒に夏休みを取っていると思っている方はいなくなったと思いますが。変形労働時間制が成立しそうです。夏休みにまとめて休んで他の期間は長時間働かされることになりそうです。もともと夏休みそんなに休めていないので、とても心配です。この制度を知っている先生たちは、ほぼ百パーセント反対しています。世の中がおかしいです。

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公開研究校に指定されていなくても、おそらく全ての学校で校内研究がされています。その場合は、だいたいこの流れだと思われます。研究授業のこのやり方については賛否両論あるので明言は避けます。私は若手の頃、授業の微細技術がなっていないために授業はバタバタ、子どもたちにとても分かりやすい優しい授業はできませんでした。45分の授業の中には、基本的な「机上の整理」から始まって「学級全ての子が素早く同じページを開く」、「混乱なく全員のノートを見る」、「発言させる」、「学力の低い子も含めて意欲を持続させながら板書を写させる」、、とあらゆる活動があります。こども達の意欲を削ぐことなく、授業の流れを滞らせることなく、全てのこども達に配慮した授業を展開するには、たくさんの微細技術を身につける必要があります。それを身につけたのは研究授業の中ではありませんでした。それを身につけたのは、本屋さんに並んでいた本を読んだから、です。

書道でもピアノもどんな習い事も、たいてい基礎基本てありますよね。教師の仕事にも、基礎基本てあるように思います。闇雲に努力していても、頑張っているつもりになっていただけで子どもはついてこなかった。初任のころは大変でした。

先生って休みづらい。想像に難くないと思います。先生が1日休んだら、30数人は丸1日学校で何をして過ごすんだろう?って思いますよね・・・。30数人を丸1日放っておく勇気がないので、簡単には休めません。多少(?)の体調不良は我慢します。

とんでもない先生もごくごくごくごく、ごく、まれにはいるかも知れない。でも私が出会ってきた先生方はどの方も子どもを好きで子どもを伸ばしてやりたいと思って先生をしていました。仕事が大好きじゃなくても、私とは理念が違っても、各々の思いに重なる部分はあったと思います。

どうしたらいじめが起きないのか?どうしたら学級全員が集中できる授業ができるのか?普通はそれが知りたい。初任のころはだいたいみんな、真面目に初任者研修を受けていればできるようになると思いますよね。初任者研修で、その力はつきましたか?私は、だめだったので、本屋さんの本に頼りました。

今や、有名な話でしょうか。先生たちの給食は5~10分。早い人は3分だそうです。アレルギーの対応も厳しくなりますます短くなったと感じています。これはノンフィクションです。教師は形式上、休憩時間が設定されていますが休憩を取れている教師なんてどこにいるんだろう。

学期の始めやなんかにある「朝の登校指導」。毎回、校長先生が同じセリフを言うのですが・・・もう茶番に思えて、面白くなってしまった花子です。

平凡ママ先生シリーズ

ここから、平凡ママ先生に代わります。特別支援学級の担任として職場復帰を果たした花子の生活です。ファミサポさんにこどもたちの夕食もお願いして頼り切りの生活でした。感謝しきれません。自分は翌朝3時半に起床して仕事を少ししてから、家族が寝ている間に出勤しました。育児しているからといって、同僚に迷惑はかけられない、その思いで必死でした。それは、働くママならどんな職種でもそうでしょうね、きっと・・・。

支援学級の担任の仕事は、学ぶことがとても多かった。「人として」学ぶことが多かったです。こども達にも、そして障害を持つ子どもを育てているお母さん方からも、多くを学びました。お母さんが発する一言一言が、とても心に響くんです。

大学時代に教授がよく口にしていたこと。本当にその通り。

特別支援学級が複数級ある場合、一つの教室に担任が2人とか3人とかいる場合が出てきます。教室全体に対する指示を出すのに、どの先生がするのか。指示を出した担任のやり方にいつも賛同できるわけではありません。そうすると相当、大人として意識が成熟していないと衝突してしまうことがあります。特別支援学級、特別支援学校では複数の大人が一緒に指導支援にあたるので人間関係の難しさを感じやすい。私が最初に組んだ担任の先生がそうでした。私の産休代替に入ってくれた若い女の先生が、大変な苦労をしてしまいました。

職場では言えない苦しい胸の内を、漫画にしました。分かってくださる人、いますか・・・?

我が子がいつ病気になるか分からない。いつお休みをもらうことになるか分からない。いつでも休めるように、プリント等の準備を常にしておきました。成績処理のような他の先生にお願いできないことなどは誰よりも早く仕事を片付けておくようにしました。そして12月14日、今も覚えていますが、いよいよ通知票を清書する段階になって長男が「アデノウイルス」で入院が決まる。主人と交代で病院に行き始めた矢先、今度は下の子にうつり下の子の看病も始まる。結局5日ほど学校を連続で休んだことがあります。通知票はほぼ打ち込み終わっていたので、手直しだけ他の先生にお願いしてしまいました。人にかける迷惑を最小限にする、そういう努力が日頃から必要でした。

自己肯定感てなんだろうな・・・。と思って描いた漫画です。

教師を妻に持つと、配偶者も忙しいですね・・・。

妊娠していたとき、周りの助けや温かい声掛けがとても嬉しかった。

本人のつらさは、本人にしか分かりません。それを、「たいしたことない」なんて言うのはとても失礼なことだと思います。おこがましい。鬱も、育児も、介護も、持病も、あらゆる事情を抱えて人は働いています。同じ職場の仲間が抱える事情まで尊重してともに働きたい、そう思います。

そんなに大変なら、給料減らして短時間で働けばいいじゃないか。その通りなのですがそうさせてくれない。そうしようとしましたが、できなかった。

発達障害の疑いで児童が医療機関を受診し、医師の診断で何らかの薬物投与が始まるということはよくあります。保護者の方から担任に連絡が来たりします。薬物はこの病気にはコレ、とはっきり決まっているわけではありません。その子の症状や体質に合わせて、種類や量を調節していきます。が、一番効果を発揮して欲しいのは学校にいる時間帯です。ここでよい効果が出ると本人が気持ちよく過ごせる、大人にも褒めてもらえる、したがって自己肯定感が高まって自信がついてくる。二次障害の発現を防いだり軽減したりすることにつながります。・・・しかし、果たして今の量が本当に適切なのか?今の薬が本人に合っているのか?実は、それが本当によく分かるのは学校にいる間、一番本人を見ている担任、ということになります。家にいる時間を保護者が観察すればいいじゃないか、と思いますが、家が本人にとってストレスの少ない居心地のいい場所であることが多い。そこでは問題行動は起こしにくいのです。なので薬の効果が例え続いていてもいつもの様子とさほど変わらない、ということがよくあります。担任はとても忙しい。1人を追っているなんて無理な話ですので細かなことは書けませんが、いつもと違う様子がないかくらいは時々気をつけて見てメモしておいて欲しいと思います。本人にとって、それはとても大切なことです。

育児と仕事の両立はとても厳しかったです。仕事は、楽しいことばかりではありません。落ち込むことも、膨大な仕事量に気分が滅入ることもしょっちゅうでした。車通勤でしたが、毎朝車の中で動悸がしていたのを思い出します。

特別支援学級あるあるです~!特別支援に関わるお仕事をされている方は、共感できる部分が多いのではないでしょうか。

気を遣う仕事でしたが、一歩下がって眺めてみると特別支援の仕事は私の気持ちをとても豊かにしてくれました。こども達は、本当に可愛いですよ!

我が子を特別支援学級に入級させるか、または特別支援学校に入学させるか。これは実は、障害の程度で振り分けられるわけではなく、保護者と本人の判断に委ねられています。しかし、この仕組みは問題があると現場にいて感じてきました。担任や支援の数は決まっています。増やせない。だからマンパワーに限界があるのに、明らかにマンツーでつかなければならないような子が入級してくることがある。学級の児童全員の安全を守る責任がある私たちにとっては、大変な事態なのです。マンツーでつかなければならない子だって大切にしたい。私たち教師の気持ちは割り切れなさでいっぱいでした。

子どもが病気になって仕事を休まなければならない。そのとき学校の中はこうなっています。人が足りない。

共働きの家庭では、子どもをどこかに預けないと仕事に行けませんよね。私の場合はこうしていました。

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平凡先生4コマ漫画” に対して1件のコメントがあります。

  1. なとり より:

    インスタにもコメントさせてもらいました。
    共感の、嵐です。2歳児をもつママです。教師をしていました。講師です。まず、講師だと妊娠がわかると、来年度4月からの名簿には最初から名前がありません。全然、産休に入る時期じゃないのに、です。特支で加配をしていたこともあります。全くその通り!です!親の支援が必要。大人の人間関係に悩む。そして日々教材づくり。けど、特支での経験が1番心に残っているし、色々な場面で私を奮い立たせます。ファミサポ。。病児保育。。。私はそれをする勇気がなくて保育士の資格とって保育士しています。けど、なんてやり甲斐のない日々。それこそ人間関係で悩むだけです。保育士の労働環境改善なんて、正直どうでもいいと思った。教員に比べたら!なんでもないことでギャーギャー言ってます。いつかは担任に復帰したい。。そう願う日々で担外探してますが、ご存知再任用。おい、再任用ってなんだよって。。応援してます!一人じゃないって思いました。

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